こんにちは!
\笑顔で育児できるためのお片づけ/をモットーに、7歳女子と0歳男子の育児をしながら
整理収納アドバイザーとして活動しております、なっきです。
今日はよく聞く片づけの悩み。
そう、子どものおもちゃについてのお話です。
子どものおもちゃ収納、どうしてる?

「子どものおもちゃ、どう収納したらいいの?」
ママなら一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。
子どものおもちゃって、気づけばどんどん増えていきますよね。
お誕生日、クリスマス、祖父母からのプレゼント、マクドナルドのハッピーセット…。
気づけば収納ボックスからあふれ、床もおもちゃだらけ。
子どもに「片づけて」って言ってもやらない。「どれいるの?」と聞くと「全部いる」って言う⋯
私自身、もちろん子育て真っ只中なので、同じように悩みます。
でも、いくつかのポイントを意識するようになってから、気持ちがぐっとラクになったんです。
今日はそれをお伝えします。
①「入るだけ」として量の上限を決める

おもちゃに限らず、片づけの一番のポイントは、「量の上限を決める」こと。
収納スペースは有限。
何でもかんでも持ちすぎるとスペースから溢れ管理しづらくなるのは当然なんです。
だから、量を決めることが大事。
じゃあどれだけ持ったらいいの?と思いますよね。
もちろん人によって、家によって、適量は様々。
まずは子どもでも見てわかるように、“入るだけ”を意識してみましょう。
たとえば、
- このボックスに入るだけ
- この棚1段分だけ
- このカゴに入るだけ
というように、“入れ物の大きさで量をコントロール”します。
これだと、子どもも一目みてわかりやすいですよね、
「この箱に入らなくなったら、何かを手放そうね」と伝えることで、自然と“選ぶ力”が育っていきます。
そしてポイントは、「捨てる」ではなく「入れ替える」。
どうしても子どもは「大事にしていたおもちゃが捨てられる」ことに抵抗を持ってしまいます。
だからおすすめは、買うタイミングでなにかを手放す、ということ。
例えば誕生日やクリスマス。
おもちゃを新しくもらうタイミングは、子どもにとってもワクワクする時期。
その時期に「新しいおもちゃをしまう場所を作るために、今あるものを見直す」ことをすると、子どもも抵抗なく手放すことができるようになります。
捨てること自体に抵抗があれば、リサイクルショップや誰かに譲る・寄付するなど「捨てる」以外に方法を試してみてもいいかもしれません。
おもちゃの量が一定に保たれると、日々の片づけにかかる時間もぐっと短くなります!
② よく使うおもちゃは“取り出しやすい場所”に

収納の鉄則は、「よく使うものを使いやすく置く」こと。
つまり、“使用頻度”を意識することです。
たとえば、今ブームのおままごとセットは下の段、すぐ手に届く場所に。
一方で、あまり遊ばなくなったブロックやパズルは、少し上の段や別の棚へ。
子どもって、日によって遊びのブームが変わりますよね。
だから「収納場所は固定」ではなく、「ブームに応じて変えてOK」なんです。
この柔軟さがあると、子どもも自然と自分の“今好きなもの”を把握できるようになります。
③ 子どもと一緒に決めることで、“自分で片づけたくなる”

収納場所や方法は、ママが全部決めてしまうよりも、子どもと一緒に考えるのがおすすめです。
たとえば、
- 「ぬいぐるみはどこに置く?」
- 「このブロックは引き出しと箱、どっちに入れやすい?」
- 「飾るのが好き?それとも片づけてスッキリしたい?」
こんなふうに、一緒に話し合いながら決めることで、子どもは“自分で決めた”という責任感を持ちます。
自分で決めたからこそ子ども自身が定位置を把握できるし、ママが勝手に決めた場所に片付けるよりも片付けやすくなります。
子どもにとって片づけは“しつけ”ではなく、“自己表現”のひとつ。
好きなぬいぐるみを並べる、好きな色の箱を使う──そうした“ワクワクする工夫”が、片づけを前向きな習慣に変えてくれます。
④ 「飾るスペース」を作ると、片づけがもっと楽しくなる

子どもによっては、“飾ること”が好きなタイプもいます。
「見える場所に置きたい」「お気に入りを並べたい」という気持ちは、実はとても自然なこと。
そんなときは、あえて飾るためのスペースをつくりましょう。
たとえば、棚の一角に“お気に入りコーナー”を設けたり、壁面に小さなボードをつけて“作品ギャラリー”にしたり。
子どもが「ここに飾ろう!」とワクワクしながら片づけられるようになると、
“片づけ=楽しい”というポジティブな感情が生まれます。
⑤ ママが完璧を手放すことも大切

おもちゃ収納を考えるとき、
「見た目もスッキリ」「子どもも使いやすく」「取り出しやすくて片づけやすい」⋯
全部を完璧にしようとすると疲れてしまいます。
でも、子育て中の家は“常に変化する場所”。
成長に合わせておもちゃも変わるし、収納の形も変わっていくのが自然です。
大切なのは、“今のわが家に合っているかどうか”。
完璧を目指すよりも、「今がちょうどいい」と感じられる状態を目指しましょう。
そして、子どもにも完璧を求めないこと。
多少散らかっていても大丈夫。
そんな「まぁいっか」もママには大切です。
片づけは“仕組み”でラクになる

おもちゃ収納の正解は、家庭によって違います。
けれど共通して言えるのは、
「使いやすく」「量を守って」「子どもと一緒に決める」こと。
この3つを意識するだけで、
“散らかる→イライラ→片づける”の悪循環から抜け出せるはずです。
片づけは才能ではなく、仕組みで変わります。
今日からできる小さな工夫で、
子どもと一緒に“心地いい暮らし”を作っていきましょう。
ちなみにこの「飾るのが好きなタイプ」というのは
エニアグラムの心理タイプも大きく関係しています。
エニアグラムで自分や子どもを理解することは、自分や子どもに合った片づけ方を知れて
コミュニケーションにも役立ちます。
気になる方はこちらもご覧くださいね。
最後まで読んでくださってありがとうございました♡
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