こんにちは!
\笑顔で育児できるためのお片づけ/をモットーに、7歳女子と1歳男子の育児をしながら
整理収納アドバイザーとして活動しております、なっきです。
本日は、誰もが悩む「思い出のモノの片づけ」についてです。
最後までどうぞ、ご覧ください。
まず知ってほしい「順番」の話

「写真や手紙、子どもの作品、記念品……
思い出のモノがどうしても片づけられません」
片づけの相談を受けていると、この悩みは本当によく聞きます。
そして多くの人が、こう思っています。
「思い出のモノを片づけられないから、私は片づけが苦手なんだ」
「感情に流されてしまう自分は、だらしないのかもしれない」
でも、はっきり言います。
それ、あなたのせいじゃありません。
思い出のモノが片づけられないのは、性格の問題ではなく、順番を間違えているだけなんです。
思い出のモノは「ラスボス」

片づけの中で、思い出のモノはよく「ラスボス」に例えられます。
- 写真
- 手紙
- プレゼント
- 子どもの作品
- 記念品
これらは、どれも「使う・使わない」では判断できません。
だって、思い出のモノは使うモノではないから。そこに様々な記憶や感情、愛着や後悔が詰まっている、いわば「唯一無二のモノ」。
「これを捨てたら、あの時間まで失ってしまう気がする」
「あのときの記憶が蘇って、捨てるなんて私にはできない」
そんな思いが湧いてくるのは、自然なことです。
だからこそ、片づけ始めてすぐに思い出のモノに向き合うのは、難しすぎる。
いきなりラスボスと戦おうとして、心が折れてしまうんですよね。
思い出のモノは「まだ」片づけない

ここで大切なことを一つ。
思い出のモノは、「まだ」片づけなくていいんです。
「え?それでいいの?」
そう思うかもしれません。
それでいいんです。だって、難しいから。
まず必要なのは、判断力を育てること。
片づけは自分と向き合い、判断する連続。
少しずつ、判断力がついていけば、いつか思い出のモノとも向き合うことができるようになっていくんです。
まず手をつけるのは、感情が入らないもの

じゃあ、最初に片づけるべきものは何でしょう?
それは、判断しやすく、感情がほとんど動かないものです。
たとえば
- 明らかなゴミ
- 冷蔵庫の奥で眠っている期限切れの調味料
- 財布の中でくしゃくしゃになっているレシート
- 一度も開いていないDMやチラシ
- ヨレヨレになった下着や靴下
これらを見て、「思い出があって捨てられない⋯」と感じる人は、ほとんどいません。
だからこそ、ここがスタート地点なんです。
判断しやすいものを手放すと、何が起こる?

こうしたものを片づけていくと、次第に変化が生まれていきます。
- 「捨てても困らなかった」という経験が増える
- 空間が広くなるすっきり感を体感できる
- 判断にかかる時間が短くなる
- 「私にもできる」という自信が生まれる
先程も言いましたが、片づけは、モノ・自分と向き合う作業であると同時に、判断力のトレーニングでもあります。
この感覚がないまま思い出のモノに向き合うと、感情だけが先に動いて、疲れてしまいますし「私は片づけられないんだ⋯」という諦めや自信喪失につながってしまいます。
思い出のモノに向き合える日は、必ず来る

判断しやすいものを手放し、空間と心に少し余白ができてくると
「これは、今の私に本当に必要かな?」
「この思い出は、モノがなくても残るかな?」
そんなふうに、自分と向き合うことができるようになります。
無理やり捨てる必要はありません。
大切なものを、大切だと確認するために整理する。
それが、本当の意味での片づけです。
片づけは、やさしい順番で
片づけが続かない人ほど、「最初から完璧にやろう」としてしまいます。
最初から完璧を目指す必要はありません。
そして、自分にやさしい順番で、少しずつやるのでいいんです。
- 今日は冷蔵庫だけ
- 今日は洗面台の引き出しひとつだけ
- 今日は衣類の中の下着と靴下を見直すだけ
それで十分。
思い出のものは、片づけに慣れてからでいいんです。
思い出のモノは「まだ」片づけなくていい

思い出のモノが片づけられないあなたは、優しくて、大切にする心を持っている人です。
だからこそ、焦らなくていい。
まずは、感情が動かないところから。
ラスボスは、最後で大丈夫。
その頃にはきっと、今よりずっと軽やかな気持ちで向き合えているはずです。
最後まで読んでくださってありがとうございました♡
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